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終止符打たれた独代表正GK争う舌戦…バイエルン会長が再開「テア・シュテーゲンの言葉はジョークのよう」

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バイエルン会長がGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの主張を非難

 バイエルンのウリ・ヘーネス会長は、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの主張について激しく非難している。

 ドイツ代表の正守護神を争うバイエルンGKマヌエル・ノイアーと、バルセロナGKテア・シュテーゲン。9月に行われたEURO2020予選の2試合ではいずれもノイアーがスタメンとなり、テア・シュテーゲンは「もちろん、少しイライラすることもある。自分のベストを出しているのに、自分の望むところにいることができていない」とフェアな競争が行われていないことに不満を述べた。

 これについてノイアーが「チームの助けにはならない」と苦言を呈すると、テア・シュテーゲンが「不適切」と反応。続けて、「僕の個人的な感情に何か言うべきではない」と返答し、その後ノイアーは「直接話す」として騒動に終止符を打っていた。

 しかし、チャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節レッドスター戦(3-0)を終えた直後、ヘーネス会長は取材に応じた。テア・シュテーゲンの言葉について「まるでジョークのようだ。彼はすでに17回欧州選手権を制しているかのように、マスコミは支持している。マヌエルは南ドイツの支持も得られていないのにね」と扱いに差があることを強調し、こう続けた。

「テア・シュテーゲンはプレーする権利を持たない。GKは絶えず代えることはできないし、他のポジションとは異なる。序列は明確でなければならないんだ。そしてノイアーがナンバーワンだ。彼は長年にわたり世界最高のGKだった。負傷もあったが、元の調子に戻れば、彼が1番になることは明らかだよ。それが今だ」

 一方で、ドイツ代表自体の構造も批判しており、「DFBから多くのサポートがあることを期待していた。この前は3人(フンメルス、ボアテング、ミュラー)が除外され、今はノイアーも同じ状況だ」とノイアーが針のむしろであるとした。

 いずれにせよ、新たな火種を生みだしたヘーネス会長。余計な争いを生み出すことになりそうだ。

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