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「非常に大きな可能性を秘めている」18歳の日本人MFアペルカンプ真大がデュッセルドルフとプロ契約

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MFアペルカンプ真大がデュッセルドルフとプロ契約

 デュッセルドルフは20日、MFアペルカンプ真大(18)と2021年までのプロ契約を締結したことを発表した。

 東京都世田谷区出身のアペルカンプは、2015年夏に三菱養和SC巣鴨ジュニアユースからデュッセルドルフのユースアカデミーに加入。昨季はU-19チームのキャプテンを務め、Aユニオンブンデスリーガ22試合で11得点を記録した。年代別の代表経験もあり、2017年にU-17日本代表、2018年にU-18日本代表へ招集されている。

 今季からU-23チーム所属となったアペルカンプは、ここまでドイツ4部リーグ5試合に出場して2ゴールを記録。また、新シーズンがスタートしてからのプレシーズンを全てトップチームで過ごし、多くのテストマッチに出場していた。8月10日のDFBポカール1回戦のフィリンゲン(5部)戦(3-1)、同17日のブンデスリーガ開幕戦のブレーメン戦(3-1)ではベンチ入りも果たしている。

 スポーツ役員のルッツ・ファンネンシュティール氏はクラブ公式サイトを通じ、「シンタは非常に大きな可能性を秘めており、そして多くのポジションをこなすことができる選手だ。我々は彼がフォルトゥナでサッカー選手としてのキャリアにおいて次のステップを踏んでくれるものと信じている。彼と2021年までの契約を結んだということが、我々が自身のアカデミーに所属している選手にチャンスを与えていくというの意思表示でもある」と期待を込めてコメントした。

 アペルカンプも「この最初のプロ契約を結べたことで、僕の夢を叶えることができました。この夏からトップチームで継続的に経験を積ませてもらえていることは、自分の成長に大きな効果をもたらしています。クラブからこのような信頼をもらえていることに対し、しっかりとプレーで返していければと思っています」と意気込みを語っている。

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