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VARに救われたリバプール、チェルシーに競り勝って開幕6連勝

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リバプールが勝利

[9.22 プレミア第6節 チェルシー1-2リバプール]

 プレミアリーグは22日、第6節が行われ、スタンフォードブリッジではチェルシーリバプールが激突。DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのゴールで先制したリバプールが2-1で逃げ切り、開幕6連勝を飾った。

 22日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、25日にカラバオカップ3回戦を控える両者。若手の躍動が光るチェルシーは、バレンシア戦(0-1)から2人を入れ替え、DFエメルソン・パルミエリとMFエンゴロ・カンテを起用した。一方、リーグ5連勝中のリバプールは、ナポリ戦(0-2)からMFジェームズ・ミルナーに代えてMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを先発に含めた。

 トップ6のビッグマッチは前半14分に動いた。ペナルティーアーク内左でFKを獲得したリバプールは、FWモハメド・サラーがヒールで右に動かし、アレクサンダー・アーノルドが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さり、リバプールが先手を取った。チェルシーは直後にエメルソンに代え、DFマルコス・アロンソを投入した。

 反撃に出るホームチームは前半24分、自陣からDFアンドレアス・クリステンセンがスルーパスを送り、FWタミー・エイブラハムが完全に裏へ抜け出す。GKと1対1の状況からエイブラハムは右足でシュートを放ったが、GKアドリアンのブロックに阻まれ、同点のチャンスを逃した。

 さらにチェルシーは前半27分、左サイドからスピーディーにパスをつなぎ、最後はゴール前に走り込んだDFセサル・アスピリクエタが押し込み、ゴールネットを揺らす。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、この攻撃の起点となったMFメイソン・マウントのオフサイドと判定され、得点は認められなかった。

 すると、リバプールが直後に追加点。前半30分、PA左脇でFKを獲得し、今度はアレクサンダー・アーノルドが前に動かして、DFアンドリュー・ロバートソンが左足でクロスを入れる。これをフリーで飛び込んだFWロベルト・フィルミーノがヘディングシュートを叩き込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドですでに交代カードを1枚を使っているチェルシーにアクシデント発生。前半39分、右からカットインしたFWモハメド・サラーのシュートをブロックしたクリステンセンが味方との接触で負傷し、DFクルト・ズマとの交代を余儀なくされた。

 2-0で後半を迎えたリバプールは2分、右CKのクリアを右サイドで受けたアレクサンダー・アーノルドがクロスを上げ、ファーサイドでフリーとなっていフィルミーノが右足ボレー。抑えの効いたシュートだったが、GKケパ・アリサバラガに防がれてしまう。チェルシーは26分、PA右手前でアスピリクエタのパスを受けたカンテがドリブルで仕掛け、コンパクトな振りから右足シュートを突き刺して1-2。反撃の狼煙を上げた。

 後半32分、チェルシーは最後の交代カードでFWミシー・バチュアイを投入。ポゼッション率を上げ、43分には左クロスからバチュアイが決定的なヘディングシュートを放ったが枠を外れる。試合はそのまま2-1でタイムアップを迎え、リバプールが開幕6連勝を飾った。一方のチェルシーは今季2敗目を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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