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[プレミアリーグEAST]市立船橋はCB鷹啄トラビスが「ホットライン」から2試合連続ゴール

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後半8分、市立船橋高はCB鷹啄トラビスが先制ヘッド

[9.23 プレミアリーグEAST第14節 市立船橋高 3-0 尚志高 グラスポ]
 
「ホットライン」から先制点を叩き出した。後半8分、市立船橋高は敵陣左中間でFKを獲得。これをU-18日本代表の左SB植松建斗(3年)が左足で蹴り込むと、DFのマークを外したCB鷹啄トラビス(3年)がファーサイドから豪快ヘッドで尚志高ゴールを破った。

 鷹啄は「相手がマンツーマンぽくついて来ていて、植松はファーを狙ってくると思っていたので、ニアの位置から回っていけば絶対に行けると思っていた。それをやろうと思っていたら、ピンポイントにボールが来た」。そしてニア上に正確なシュート。ゴールを決めた鷹啄は右コーナー方向へ走り、雄叫びを上げて喜んだ。

市立船橋は前節の柏U-18戦でも、植松の左CKから鷹啄がヘディング弾を決めている。高精度の左足を持つ植松と身長185cmの高さを武器とする鷹啄。「ホットラインです」という2人によるゴールが高体連同士の強豪対決の均衡を破った。今後も得点源の一つとして期待できそうだ。

鷹啄は「2戦連続なので、もっとセットプレーから点数を増やしていけたら楽な試合が増えると思う」と意欲的。後半半ばから足を攣らせながらゴールを死守していた守備の柱は、攻守両面でチームに貢献し続ける。
 
(取材・文 吉田太郎)
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