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「クソダサい」「ゼルビアが好き」涙するサポも…J2町田の「FC町田トウキョウ」への改名に藤田オーナー「保留します」

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町田がクラブ名の変更を発表

 FC町田ゼルビアは11日、サポーターミーティングを開催し、株式会社サイバーエージェントの代表取締役社長を務めるオーナーの藤田晋氏がクラブ名を『FC町田トウキョウ』に改名することを発表した。同社のユーチューブチャンネルでその模様を公開している。

 サイバーエージェントは昨年10月に町田の経営権を取得したことを発表。藤田氏によると、株式会社ゼルビアに約11億円を増資する契約の中に、町田のクラブ名を変更するという文言を入れていたという。

 藤田氏は2020年にJ1昇格、2021年にJ1参戦、2024年にJ1優勝、2025年にACL優勝というビジョンを掲げ、クラブの収益を上げていくためにマーケットの拡大は急務と説明。町田を拠点に東京全域でマーケティングを展開し、世界に対して“東京ブランド”を活かしていくプランを明かした。そしてチーム名に「東京」を入れるのは選手やファン、スポンサーの獲得に向けて利点があるため、外せないポイントだったとしている。また、「ゼルビアという名前は意外と覚えづらい」ことも変更理由の1つだったようだ。

 クラブ名の変更についてサポーターに理解を求め、「“エフマチ”と呼んでほしい」と話した藤田氏だったが、質疑応答ではサポーターから「クソダサい」といった声が上がったほか、涙ながらに「ゼルビアという名前が好きなんです」と訴えるサポーターもいた。

 藤田氏は上場企業の社長という立場から合理的な説明を行い、最後の多数決では一定の賛成者もいたようだ。だが、やはり反対の声は無視できず。サポーターミーティング後にクラブ名変更のリリースを出す予定だったことを明かしたが、「いったん保留します」とサポーターに語った。

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