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初の決勝へと導いた札幌FW鈴木武蔵「コンサドーレの歴史を変えたい」

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北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵(写真は6月14日のもの)

[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦 札幌1-0G大阪 札幌ド]

「思い切って打ってみよう」――。試合前からそう思っていたという北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵は、豪快なミドルシュートを叩き込んでチームを史上初のルヴァン杯決勝へと導いた。

 9日にG大阪のホームで行われた第1戦を1-2で落としていた札幌は、ホームの第2戦で1点が必要な状況で迎えた。前半をスコアレスで折り返し、後半も得点が動かずに試合が進む中、後半31分に鈴木が大仕事をやってのける。

 自陣センターサークル内でFWジェイからボールを受けると、迷うことなくドリブルを開始。PA手前までボールを運ぶと、右足を振り抜いた。勢い良く飛び出したボールはDF菅沼駿哉の股を抜くと、一直線にゴールネットに突き刺さって決勝点となるゴールが生まれた。

「前節は思い切りがなくシュートを振り切れなかった。思い切り打ってみようと思って試合に臨んだ結果、本当に良いコースに入って良かった」

 試合後のインタビューでそう振り返った鈴木は、クラブ史上初の決勝進出に「最高です。皆(サポーター)の頑張りがこの結果を導いたと思うので、決勝も皆さんとともに優勝してコンサドーレの歴史を変えたい」と、26日に行われる決勝戦に向けて意気込みを示した。

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