ユベントスの指揮官マウリツィオ・サッリが21日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ロコモティフ・モスクワ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

　欧州CL優勝候補の一角であるユベントスは22日、ホームのアリアンツ・スタジアムにロコモティフを迎える。サッリは、ロシアのプレミアリーグで現在、首位に立つモスクワ勢との対戦を警戒。CL初戦において、敵地でレバークーゼンに2-1と勝利したロコモティフの守備力に注目した。

「今シーズン、好調のチームとの対戦は罠になり得る。ビッグネームではないが、欧州CLでも好位置につけているのは、誰もが想像していたよりも強いチームであることを意味する。レバークーゼンでの戦いぶりを見ると、難しい試合になると考える。非常に上手く守備を固めて、密な守備を見せ、プレッシャーをかけてボールを奪ったときは脅威となった。リスペクトを払い、90分間にわたって冷静さを保つことが必要だ」

　続いてユーベ指揮官は、通算700ゴールという大きな節目を迎えたばかりのエースFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及。ポルトガル人スーパースターを指導できることを喜んだ。

「彼は並外れたメンタルの持ち主だ。チーム全体の目標を設定することができ、自身でも個人の目標を立てて、絶え間なく進化している。彼は700ゴールを決めたときも、すでに800ゴールを目指していた。あらゆる点において並外れた選手だが、その違いを作り出しているのは彼のメンタルにあると思う。この青年はメンタル面において、何かより優れたものを持っている。彼を指導することは、誇りであり、喜びだ」。

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