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[関東]明治大がリーグ新の勝ち点55到達!最下位東洋大連勝で降格チームがまだ分からない!!:第20節

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最下位の東洋大が今季初の連勝を飾り、残留に望みをつないだ

 JR東日本カップ第93回関東大学サッカー1部は9日と10日に第20節を行った。

 前節で3年ぶり5回目のリーグ優勝を決めていた明治大は、筑波大に3-1で逆転勝ち。開始1分に失点したが、直後の2分にMF坂本亘基(3年=熊本ユース)が同点弾。さらに同19分にはセットプレーからDF小野寺健也(4年=日大藤沢高)がヘディングで逆転弾を決めると、直後にFW佐藤凌我(3年=東福岡高)にもゴールが生まれた。

 4連勝の明大の勝ち点は55。これは17年に筑波大が記録した勝ち点54を上回る数字で、関東大学1部リーグ史上最多勝ち点記録を更新した。残り2節でどこまで数字を伸ばすことが出来るかにも注目が集まる。

 6位以内に与えられるインカレ出場権争いは、明大と桐蔭横浜大が決めていることから、4枠を争う戦いになっている。3位をキープした立正大(勝ち点33)が初出場へ大きく前進。法政大(同32)が4位に浮上し、連敗の筑波大(同30)は5位に後退。また同じく連敗の順天堂大(同28)が圏外の7位に後退し、中央大(同30)が6位に浮上した。

 また残留争いが分からなくなっている。最下位で“降格王手”がかかっていた東洋大がここに来て今季初の2連勝。勝ち点を15に伸ばした。残留圏の早稲田大が敗れたため、勝ち点差はわずか3。9位の駒澤大までが最下位の可能性が出てきている。

 4連勝と快進撃を続けていた流通経済大は5戦ぶりの敗戦で、降格圏脱出はならず。5戦ぶりの勝利で8位に浮上した専修大は、残留に大きく前進している。

 なお、2部リーグで1部復帰に王手をかけていた慶應義塾大だったが、今節での決定はならなかった。

 リーグ戦は残り2節。次節は16日と17日に行う。

【第20節】
(11月9日)
[千葉県総合スポーツセンター東総運動場]
法政大 1-0 早稲田大
[法]竹本大輝(27分)

順天堂大 0-4 専修大
[専]氣田亮真2(16分、23分)、西村慧祐(38分)、岸晃司(80分)

[龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールド]
駒澤大 0-2 東洋大
[東]小林拓夢(22分)、松崎快(28分)

立正大 1-0 流通経済大
[立]人見拓哉(27分)

(11月10日)
[BMWスタジアム平塚]
桐蔭横浜大 0-1 中央大
[中]高岸憲伸(83分)

明治大 3-1 筑波大
[明]坂本亘基(2分)、小野寺健也(19分)、佐藤凌我(20分)
[筑]和田育(1分)

●第93回関東大学L特集

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