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イタリアが“71年ぶりの完勝”!10戦全勝でEURO予選を終える

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イタリアが71年ぶりの快挙

[11.18 EURO予選 イタリア9-1アルメニア]

 EURO2020予選は18日、第10節2日目が行われ、J組のイタリア代表はホームでアルメニア代表を9-1で下し、全勝で同予選を終えた。

 9連勝ですでに予選突破が決まっていたイタリア。前半8分、FKの流れからFWフェデリコ・キエーザのクロスをFWチーロ・インモービレが頭で合わせ、先制点を奪うと、直後の9分にはインモービレのスルーパスからMFニコロ・ザニオーロが右足シュートを決め、早々にリードを広げた。

 さらにイタリアは前半29分、DFレオナルド・ボヌッチがハーフェーライン付近からスルーパスを送り、抜け出したMFニコロ・バレッラが右足アウトで流し込み3-0。33分には、ザニオーロのパスで裏を取ったインモービレがGKをかわして無人のゴールに左足で沈め、4-0で前半を終えた。

 後半に入っても攻撃の手を緩めないイタリア。19分、ペナルティーアーク内でMFジョルジーニョの横パスを受けたザニオーロが左足を振り抜き、リードを広げると、27分には左CKからのDFアルマンド・イッツォのヘディングシュートはGKに止められたが、こぼれ球をDFアレッシオ・ロマニョーリが押し込み、6-0とした。

 後半30分、ジョルジーニョが独特な助走からPKを決めて7点目。直後の32分には、キエーザのシュート性のクロスをFWリッカルド・オルソリーニが頭で合わせ、8-0とする。34分には1点を返されたものの、36分にオルソリーニのクロスからキエーザがヘディングシュートを叩き込み、ダメを押した。

 データ会社『オプタ』によれば、イタリアが9得点を記録したのは、1948年8月のアメリカ戦(9-0)以来、約71年ぶりのこと。異なる7選手が得点したのは、イタリア史上初だという。

 2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)出場を逃したイタリアだが、ロベルト・マンチーニ監督のもと、EURO予選10戦全勝で本大会出場を決めた。

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