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伊代表初得点&ドッピエッタのザニオーロ「また1つ夢が叶った。ピッチで答えを出す」

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代表初ゴールを挙げたMFニコロ・ザニオーロ

 イタリア代表MFニコロ・ザニオーロが、18日のアルメニア戦終了後、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じ、代表初ゴールを喜んだ。

 20歳のザニオーロは18日、EURO2020予選最終節アルメニア戦に先発すると、前半9分に代表初ゴールを記録。さらに後半19分にも得点を挙げてドッピエッタ(1試合2得点)を達成し、9-1でのイタリアの大勝に貢献した。ローマMFは「とても嬉しい。また1つ夢を実現することができた。だがこれからも成長していなければならないことは分かっている」と喜びを表現しつつ、今後のさらなる進化を約束した。

 昨シーズン、インテルからローマに移籍し、UEFAチャンピオンズリーグのポルト戦でドッピエッタを記録するなどブレイクを果たしたザニオーロ。しかし今年6月、U-21イタリア代表合宿において、チームメートのモイーズ・キーンとともに遅刻を繰り返し、ピッチ外での振る舞いが問題視された。このためファビオ・カペッロ氏がインテルの17歳の逸材セバスティアーノ・エスポージトと話した際に、ザニオーロを“悪例”として掲げ、「ザニオーロと同じ轍を踏まないように」と忠告して注目を集めた。

 ローマMFはこれに刺激を受けてか、直後の10月24日のCLボルシアMG戦から公式戦4戦連続ゴールを記録。さらにイタリア代表のアルメニア戦でも大活躍し、カペッロ氏の言葉にピッチ内で答えを出した。

「批判はつきものだし、僕もカペッロと同意見だ。あのときはピッチであまり輝けていなかった。自分の答えを表現する最も適切な方法は常にピッチだと思っている。ポジションはウィングでもウィングハーフでも任された場所でプレーするだけだ。常に全力を尽くせるよう努力したい。僕は自分のプレーを見せつつ、楽しみたいと思っているが、もしEUROに招集されれば、もう1つ夢を叶えることになる」

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