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守備崩壊で前半4失点の屈辱…森保監督「期待に応えられなくて非常に残念」

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日本代表を率いる森保一監督

 前半だけで4失点という屈辱的な敗戦を喫した。1-4でベネズエラ代表に敗れた日本代表森保一監督は、試合後のフラッシュインタビューで「我々は勝利を目指して戦ったし、多くのサポーターの皆さんが吹田に駆け付けてくれ、テレビの前でもたくさんのサポーターの皆さんが応援してくれたと思うけど、そういう方々の期待にこたえられなくて非常に残念に思う」と唇を噛んだ。

 試合開始からベネズエラに主導権を握られると、前半8分にサロモン・ロンドンに決められて先制点を献上。さらに同30分、同33分にもロンドンにネットを揺らされ、早々とハットトリックを達成されてしまう。守備を立て直せない日本は同38分にも失点し、前半だけで大量4失点を喫してしまう。

「前半はなかなかエンジンがかからくて、思ったようなゲーム展開にならなかった」

 後半に入ると、あたまからFW古橋亨梧とDF三浦弦太を投入して修正を施す。「1点とるためにアグレッシブになり、球際や相手との間合いが非常に守備の部分で良くなった」こともあり、徐々にリズムを生み出すと、後半24分にFW永井謙佑のラストパスから放ったMF山口蛍のミドルシュートが相手に当たりながらもネットを揺らし、1点を返す。

 その後、追加点は生まれなかったが、指揮官は「後半は心が折れることなく選手たちが1点でも取り返そうと、最後まで戦うというところを続けてくれたことは収穫だと思う」と振り返った。

 日本代表は12月に韓国で開催されるE-1選手権に出場し、10日に中国、14日に香港、18日に韓国と対戦する予定だ。

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