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攻守にチグハグ4失点…橋本拳人「前半は本当に不甲斐ない」

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ボランチで先発したMF橋本拳人

[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 海外組の多くが不在というメンバー編成以前に個々の選手が戦えていなかった。前半だけで4失点という試合展開に日本代表MF橋本拳人(FC東京)は「前半は本当に不甲斐ないゲームだった。何とか流れを変えたかったけど、ズルズルいってしまって、難しい前半だった」と唇を噛んだ。

「球際の戦いだったり、基本的なところで相手に上回られた。寄せのところだったり、そういった細かいところをもっともっと突き詰めてやるべきだと思った」。14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)後に海外組9人が離脱。スタメンに限ってもDF吉田麻也、DF長友佑都、DF酒井宏樹、MF遠藤航、MF南野拓実、MF伊東純也の6人がチームを離れた。

 橋本は遠藤に代わってMF柴崎岳とダブルボランチを組んだが、急造チームの中でチーム全体の連係は攻守ともにチグハグだった。「攻撃も守備もちょっとバランスが良くなかったかなと思う。人と人の距離感というか、しっかり立ち位置を取れば、もっと簡単にはがせる場面も多かった」とビルドアップ面での問題を指摘した。

「だれの責任というより、全員がもっともっと立ち向かっていく必要があったし、もっともっと気持ちを見せるべきだった。ああやって連続失点して下を向いてしまったというのは反省点」。橋本は自戒を込めて言った。

(取材・文 西山紘平)

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