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横浜FCが13年ぶりJ1復帰!! 最後はカズ登場で歓喜

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横浜FCがJ1復帰を決めた

[11.24 J2第42節 横浜FC2-0愛媛 ニッパツ]

 横浜FCが07年以来、13年ぶりのJ1昇格を果たした。24日、愛媛FCとの最終節に2-0で勝利した。自動昇格をかけた2位争いは最終節にもつれ込んだが、勝てば自力で自動昇格を決められる大一番でも勝負強さを発揮した横浜FC。5連勝フィニッシュの2位でシーズンを締めくくり、J1復帰を決めた。

 横浜FCは前節の岡山戦(1-0)と同じスターティングイレブンを並べ、FW三浦知良は10月15日の金沢戦以来、6試合ぶりにベンチに入った。対する愛媛はMF山瀬功治が5試合ぶり、FW神谷優太が4試合ぶりに先発するなど、琉球戦から4人を入れ替えた。[スタメン&布陣はコチラ]

 最初にチャンスをつくったのは愛媛だった。前半19分、相手CKからカウンターを発動。山瀬とのパス交換でFW神谷優太が持ち上がると、山瀬のパスを受けたDF前野貴徳が左から浮き球のクロスを入れ、FW禹相皓がヘディングシュート。これは枠を外れ、オフサイドの判定となった。

 横浜FCはMF中村俊輔がパスを配給し、徐々に攻勢を強めていく。前半31分、CKの際にゴール前の競り合いでFW皆川佑介が禹に倒され、PKのチャンスを獲得。自らキッカーを務めると、右足で冷静にGKの逆を突いた。移籍後初ゴールで先制に成功した。

 1-0で前半を折り返すと、後半立ち上がりに横浜FCが2点目を挙げた。後半7分、左サイドのスローインから皆川がキープ。パスを受けたMF松尾佑介がPA左を縦に仕掛け、速いクロスを通す。MF齋藤功佑がワンタッチから左足に持ち替え、ゴール上部に突き刺した。

 2-0と勝利を決定付けた横浜FCは後半15分にも同じ形からビッグチャンスを作ったが、DFのブロックに阻まれた。愛媛も気を吐き、後半20分、ボールを奪取したDF西岡大輝が持ち上がってスルーパスを通すと、抜け出したFW有田光希が決定的なシュートを打ったが、わずかに左へ。後半22分にはMF長沼洋一のアーリークロスに飛び込んだファーサイドのFW神谷優太がドンピシャヘッド合わせたが、左ポストを直撃した。

 終盤に向けて横浜FCは後半29分、中山を下げてFW斉藤光毅を投入。後半36分には中村俊輔を下げてDF田代真一、さらに後半42分には松尾を下げて三浦知良を投入した。カズは最年長出場記録を52歳8か月29日に塗り替え、リーグ戦は4月7日の福岡戦以来となる今季3度目の出場。攻守に奮闘し、歓喜の瞬間をピッチで味わった。


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