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吉澤ひとみが小学校で授業

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 子供たちの心身の健全な発達を目的とした、JFAこころのプロジェクトの「夢の教室」が16日、都内で行われた。
 タレントでハロプロ・フットサルチーム「Gatas Brilhantes H.P.」キャプテンの吉澤ひとみが「夢先生」として、世田谷区立花見堂小学校5・6年生の45人を対象に、約2時間にわたって授業を行った。また元日本代表MF北澤豪氏も参加。
 「夢の教室」の1時間目は体育館での授業。吉澤の元気良い「こんにちわ!」という挨拶で始まり、全員がミニゲームなどで体を動かした。最初は緊張気味の子供たちも、時間がたつにつれ笑顔になり、吉澤と北澤氏に打ち解けていた。
 2時間目は教室に場所を変えての授業を行った。吉澤自身の失敗や挫折、それを乗り越えた数々のエピソードを語り、“夢”を持つこと、夢をかなえるために努力することの大切さなどを、子供たちに伝えた。

 授業を終えた吉澤は「楽しかった。学校の先生になりたいと考えたこともあったので、今回の(夢先生の)お話をもらったとき嬉しかった」と笑顔で語った。子供たちについては「フレッシュなパワーをもらった。この機会を通じて、小さなことでも目標を持ってくれたら」と話した。
 吉澤の授業について、北澤氏は「毅然としっかりと話をしていた。初めてでここまでできるのはすごい」とほめていた。

 こころのプロジェクトはこれまで、現役JリーガーやJリーグOB、なでしこリーグOGなど、サッカー関係者が授業を行っていたが、日本サッカー協会は今月4日、サッカーという枠にとらわれず、野球、水泳、陸上など様々なジャンルからも「夢先生」を招いて授業を行うという方針を打ち出していた。サッカー関係者以外の先生の授業は今回が初めてのこと。

<写真>教室で自らの経験を話す吉澤

(取材・文 武澤伸昭)

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