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同期松尾大活躍も「焦りは感じていない」…明治大から横浜FC入団MF瀬古、J1スタートを「クラブに感謝」

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横浜FCに進むMF瀬古樹

「本当にクラブに感謝というか、それに尽きるなと思います」。明治大から横浜FCに入団するMF瀬古樹(4年=三菱養和SCユース)は、J1リーガーとしてプロ生活をスタートできることを素直に喜んだ。

 横浜FCと言えば、FW三浦知良、そして今夏からMF中村俊輔といった日本サッカー界レジェンドが在籍。瀬古の感じた印象も例に漏れない。27日に行われたJリーグ内定選手の記者会見の場でも、レジェンド選手の名前を挙げて、尊敬を語っていた。

「クラブを代表する、サッカー界を代表する選手がたくさんいるクラブなので、自分が吸収できることは凄く多い。もちろんライバルになるので争っていかないといけないところはあるけど、吸収できるところは吸収していきたいです」

 大学までバレーボールをしていた両親を持つが、兄もしていたことで幼稚園からサッカーを始めた。「身長は持っていかれちゃった」と180cmを超える身長の兄を羨むが(瀬古は175cm)、運動能力は兄を超越するものだった。高校でサッカーを辞めることになった兄とは対照的に、名門大を経て、プロ生活をスタートさせることになった。

 来季から入団する横浜FCでは今季、同期となる仙台大のMF松尾佑介が特別指定選手として大活躍。リーグ戦21試合6得点を記録し、J1昇格に大きく貢献した。各大学によって事情があることを理解しながらも「羨ましい」と感じたという。ただ「焦りは感じていない」とも話す。勝負は来年、同じピッチに立ってから。まずは3冠がかかるインカレだけに集中する。

(取材・文 児玉幸洋)
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