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女子バロンドールはMFラピノー! W杯MVP&得点王、トランプとの舌戦も話題

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アメリカ女子代表のミーガン・ラピノーはビデオメッセージを寄せた

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は2日、パリでバロンドールの授賞式を開催し、女子部門ではアメリカ女子代表のMFミーガン・ラピノー(34)が初受賞を果たした。同選手は今夏の女子W杯で6ゴールを挙げてアメリカを史上4度目の優勝に導き、最優秀選手と得点王をダブルで獲得していた。

 表彰式にビデオ参加したラピノーは「この賞を取れたことが信じられない」とコメント。その上でチームメート、コーチ、そしてアメリカサッカー協会に向けて、「ピッチ上だけでなく、ピッチ外での自分も一人の人として認めてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えた。

 イギリス『ガーディアン』は、ピッチ外での優越性も含めての受賞だったと指摘する。ラピノーはW杯の大会前から女性の権利や賃金平等について積極的に発言し、大会期間中には同性愛に批判的なドナルド・トランプ大統領を痛烈に批判。「優勝してもクソみたいなホワイトハウス(大統領公邸)には行かない」という発言でも話題となった。

 なお、次点はリヨン女子の所属選手としてUEFA女子チャンピオンズリーグを制したイングランド女子代表DFルーシー・ブロンズ。3位はラピノーと同じアメリカ代表のエースを務めるFWアレックス・モーガンだった。

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