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CL、W杯、EURO、CWCを獲ったビジャ、語気を強め…「選手としての最後の夢。天皇杯を獲る」

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FWダビド・ビジャが天皇杯優勝へ意欲

 ヴィッセル神戸は7日、J1リーグ最終節でジュビロ磐田をホームに迎え、4-1で勝利した。試合後、今季限りで現役引退する元スペイン代表FWダビド・ビジャのセレモニーが開催された。

 磐田戦で先発したビジャは、後半30分にPKを沈めて決勝点をマーク。試合後のセレモニーでは、選手紹介の最後に登場し、大きな歓声を受けた。セレモニーでは、かつてスペイン代表やバルセロナ時代にプレーした元チームメイトからのメッセージの後、奥さんと3人の子供からのメッセージも。家族からの「大好きだよ」や息子からの「今度は僕にサッカーを教える番だよ。スペイン代表の7番になりたいんだ!」とのメッセージには、稀代のゴールハンターの目にも光るものが見えた。

 そして、最後の挨拶でビジャは、「皆さんにかけたい言葉はたくさんありますが、一つ選ぶとすれば『ありがとう』です。僕だけでなく家族のみんなも大事にしてくれました。ここに来ることは簡単ではなかったですが、皆さんのおかげで素晴らしい時間を過ごすことができました。1年という短い期間ではありますが、素晴らしい時間を過ごすことができました。全ての人たちのことを一生忘れることができません」と関係者に感謝の言葉を残した。

 さらにセレモニーでは、これまでにビジャが獲得してきたワールドカップやEURO、チャンピオンズリーグやリーガ・エスパニョーラなどのトロフィーが。唯一、トロフィーがなく台だけのものは、今季に準決勝まで勝ち進んでいる天皇杯だった。

 ビジャは、「光栄なことにキャリアの中でたくさんのタイトルを獲りました。見てもらうとわかりますが、一つだけ空いている台があります。サッカー選手としての最後の夢。21日の準決勝、そして1月1日の決勝に必ず勝って、ここに天皇杯のタイトルを残します」と気持ちのこもったスピーチを披露。天皇杯優勝に向けて、並々ならぬ意欲をみせた。

 神戸は今後、21日に天皇杯準決勝で清水エスパルスと対戦。決勝は2020年1月1日に開催される。ビジャは優勝で現役引退の有終の美を飾ることができるか。

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