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J2徳島がPO決定戦でJ1湘南に挑戦!! 山形破り6年ぶりJ1復帰へ王手

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徳島が山形を下し、決定戦へ

[12.8 J1参入プレーオフ2回戦 徳島1-0山形 鳴門大塚]

 J1参入プレーオフは8日、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで2回戦を行い、徳島ヴォルティスモンテディオ山形に1-0で勝利した。後半8分にFW河田篤秀が決勝ゴールを挙げ、6年ぶりのJ1復帰へ王手をかけた徳島。14日の決定戦ではJ1年間16位の湘南ベルマーレに挑む。

 昨季、プレーオフのレギュレーションはJ1リーグ16位との決定戦を加えた3段階で行われるJ1参入プレーオフに変わった。1回戦はJ2リーグ年間3位の大宮と6位山形、4位徳島と5位甲府がそれぞれ対戦し、徳島と山形が勝ち上がった。2回戦の勝者が決定戦でJ1リーグ16位の湘南に挑む。なお、90分間を同点で終えた場合は上位チームが勝ち抜ける。

 徳島はプレーオフ1回戦の甲府戦(△1-1)から1人を変更。負傷交代となったMF渡井理己に代わり、MF小西雄大がスタメンに入った。一方、1回戦の“下剋上”で勢いに乗る山形も大宮との1回戦(2-0)から1人を変更し、FW大槻周平に代わってFW山岸祐也が1トップに入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりにペースを握った山形は前半2分、山岸が鋭くプレスをかけてDFヨルディ・バイスからボールを奪い、PA右からクロスを配給。中央のFW井出遥也が右足ダイレクトで合わせたが、GK梶川裕嗣が好セーブ。対する徳島は前半9分、DF田向泰輝が右後方から逆サイドにクロスを入れ、走り込んだFW島屋八徳がシュートを狙うチャンスを作ったが、GK櫛引政敏が阻んだ。

 山形は中盤で素早く寄せ、セカンドボールを回収。徳島は連動した守備でスペースを与えず、ポジションを流動的に入れ替えながら攻め込んでいく。左サイドのパス交換から相手の背後を突いた島屋がビッグチャンスを迎えるが、GK櫛引が攻守を連発。互いにセットプレーからも好機を作ったが、白熱の前半はスコアレスで折り返した。

 勝利が必要な山形は後半開始から柳を下げ、MF三鬼海を投入。しかし、均衡を破ったのは徳島だった。後半8分、田向のパスを受けたFW野村直輝がスルーパス。抜け出した河田は鮮やかな右足ループを放つと、シュートはGK櫛引の頭上を抜いてゴールマウスに吸い込まれた。

 山形は後半11分、山田を下げてMF南秀仁を投入し、4バックに変更してゴールを目指す。しかし、直後にDF松本怜大が負傷交代を余儀なくされ、FW高木彰人を投入して交代枠を使い切った。最後まで山形の反撃を跳ね返し、1-0で勝利をおさめた徳島。2014年以来、6年ぶりとなるJ1昇格を懸けて、14日に湘南との決定戦に挑む。

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