beacon

インテル指揮官コンテ、バルサ戦でファンの後押し期待「あらゆる時間帯で応援を待っている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

インテルアントニオ・コンテ監督

 インテルの指揮官アントニオ・コンテが9日、チャンピオンズリーグ(CL)グループF最終節バルセロナ戦の前日会見に出席し、意気込みを語った。

 セリエA首位のインテルは10日、CL決勝トーナメント進出を懸けて、すでに首位突破を決めているバルセロナとホームのジュゼッペ・メアッツァで対戦する。インテルはここまで2勝1分2敗。7ポイントを獲得して2位につけるが、3位のドルトムントとは同ポイントで並んでいる状況。コンテはグループ最終戦へ向けて士気を高めた。

「我々は明日、自分たちのことを考えなければならない。バルセロナのようなチーム相手では、全力を尽くすだけでは足りないこともあるが、試合終了時に不満が残らないようにしなければならないと選手たちには伝えた。バルセロナは世界最強クラブの一角であり、強力なメンバーを揃えている。向こうは首位突破を決めているので、プレッシャーがなく、落ち着いて戦える。これは相手にとって利点だろう」

「苦しむ時間帯は出てくるはず。バルセロナのパス回しには、誰もが苦しめられる。自分たちが苦しめられないなどと考えるのは愚かなことだ。相手のボール支配のときにはコンパクトにまとまり、勇気をもってプレッシャーをかけ、自分たちが主導権を握る時間帯はバルセロナに問題を作れるよう、上手い試合運びをしなければならない」

「カンプ・ノウでの試合から2か月が経過し、チームはステップアップしてきた。バルセロナでは勇気と意欲をもって良い試合をすることができた。最終的に重要なプレーを見せたバルセロナが試合を制したが、あれから時間は経ち、我々は成長している」

■サポーターとともに決勝Tへ

 最後にコンテは、悲願の決勝トーナメントを目指す中、インテルのサポーターに対し、熱い声援を求めた。

「スタジアムの観客には、チームの後押しとなるエネルギーを期待している。この大きな壁を乗り越えるため、試合のあらゆる時間帯で応援を待っている。きっとみんながエネルギーを注いでくれると確信している。選手やサポーター全員が決勝トーナメントへと進むためにも、この試合に向き合わなければならない。みんなで一緒にこの目標を達成したい」

●チャンピオンズリーグ(CL)19-20特集
●世界最高峰の戦いを見逃すな!!“初月無料”DAZN独占配信
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP