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カッサーノがユーベ、ナポリに辛口トーク「可哀そうなデ・リフト。ナポリは酷い…」

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アントニオ・カッサーノ

 元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、イタリアメディア『メディアセット』のTV番組『ティキタカ』に出演し、持論を展開した。

■サッリのユーベを4か月も待ったのに

 カッサーノはまず、7日のラツィオ戦で今シーズン初黒星を喫したマウリツィオ・サッリ率いるユベントスについて言及。バーリ出身の悪童は、サッリ批判を繰り出すと、ユーベの問題点を指摘した。

「みんながサッリに時間を与えるべきだと言い続けているが、もう4か月も待っているんだ。ラツィオのような強いチームと対戦した途端に負けたじゃないか。何がユベントスに足りないって?(主将のジョルジョ・)キエッリーニだよ。ピッチ内外においてリーダーである彼の不在は本当に大きい。ジョルジョは偉大なパーソナリティーを持つ選手。きっと(マタイス・)デ・リフトにとっても大きなサポートになっただろう。可哀そうに。大変な困難に陥っているのに、(レオナルド・)ボヌッチは彼を助けることができない」

■王者の扱いに慣れたアンチェロッティだが

 続いてカッサーノは、不振が続くカルロ・アンチェロッティ率いるナポリについても見解を示した。

「今のナポリは後戻りのできない道を進んでいる。アンチェロッティは変えるべき。ピッチの選手たちは酷いものだ。本当に目も当てられないようなパフォーマンスだよ。チームが勝てず、上手く行かないときは、監督の責任なんだ」

「アンチェロッティはマネージメントに苦労している。ナポリの布陣は、ピッチに上がる選手たちの特徴とマッチしていない。アンチェロッティは王者たちをマネージメントするのに長けているが、ナポリのようなチームには(チェーザレ・)プランデッリや(ジェンナーロ・)ガットゥーゾのような監督が必要だと思う」

 最後に自身の友人でもあるナポリの主将FWロレンツォ・インシーニェについても一言。「俺の友人だし、素晴らしい青年だが、ナポリの主将を務めるのは難しい。サイドで起用するくらいならプレーさせない方が良い」と持論を語った。

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