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A代表初ゴールの鈴木武蔵にさらなる“欲”「ホッとした気持ちもあるけど…」

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日本代表FW鈴木武蔵(札幌)

[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 チーム全体での練習時間が少ない中、華麗な崩しで訪れたチャンスを無駄にせず、自慢のスピードで先制点を奪った。それでも日本代表FW鈴木武蔵(札幌)は「ホッとした気持ちもあるけど、まだまだ取らないと、もっともっとインパクトを残さないといけない」と力強く語った。

 前半29分、A代表6試合目での初ゴールが貴重な先制点となった。左サイドでDF佐々木翔の縦パスが前線に入り、FW上田綺世がトリッキーなヒールパス。ここで抜け出したMF森島司のクロスに対し、快足を飛ばした鈴木がマーカーを振り切ってダイレクトで流し込んだ。

 試合後のテレビインタビューで「抜け出したときに走り勝つ自信はあった。あとは合わせるだけだった」と冷静に振り返った鈴木。それでも得点意欲はさらに沸いたようで「試合中も次行きたいと思っていた。試合は続くのでまた準備してやっていきたい」と先を見据えていた。

「練習時間がなかったけどみんな森保さんのミーティングを一つ一つ聞いていたし、自分も札幌でやっていることを伝えることができた」。連係面にも手応えを感じつつ、次の香港戦までは中4日。2戦連発に向けて「今日も何本かいい連係ができたので、それをもっともっとやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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