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長谷部誠「けっこう怒りある」、フランクフルトのGL突破よりも敗戦に胸中吐露

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MF長谷部誠が胸中を明かす

[12.12 ELグループリーグ第6節 フランクフルト2-3ギマランエス]

 フランクフルトは12日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第6節でビトーリア・ギマランエスに2-3で敗戦。フル出場したMF長谷部誠は試合後のインタビューで、怒りを口にしている。

 フランクフルトは前半8分に失点後、MF鎌田大地のCKから同点に追いつく。さらに同38分には鎌田のシュートで逆転に成功。しかし終盤に立て続けに失点してしまい、2-3で再逆転負けとなった。アーセナルとスタンダール・リエージュが引き分けたため、フランクフルトは2位で決勝トーナメント進出が決定。しかし、勝利していれば首位通過も可能だったことを、長谷部は強調する。

 試合を終えた長谷部は「ほっとしたというよりは、けっこう怒りが今日の試合はありますね」と語る。「自分たちが勝てば1位通過ができたわけだし、もちろん次に進めるというのはあるんですけど、特に後半の戦い方というのは、これじゃなかなか勝てないなというゲームだった」と吐露。さらに「この戦い方では決勝トーナメントに行ってもなかなか勝つのは難しいかなと思いますけどね」と語気を強めた。

 前半の2-1から試合終盤の2失点。長谷部は「みんなが受け身になったなというのは正直に感じた」と再逆転された要因を挙げている。

「全体的にこう、フォワードの選手なんかも正直本当になかなか動かないし。守備もやんないし、後ろから言ってやっと動くような感じ。今日は、ここで勝ってとにかく勢い持って次に進むという、そういう思いの中で強いメンタリティを出さなければいけなかった」

「それが後半はまったく見せられなかったし、2-1でいいやというそういう戦い方をしていた。あの戦い方をしていたらやられるなと感じていたので、それは言っていたんですけど、なかなかしっかりチーム全体としてプレーで表せなかったと思います」

 長谷部はグループリーグ突破よりも、この試合での敗戦に強い気持ちを抱いていた。

 一方で、鎌田も「すごいもったいない試合だなと思います」と語る。自身はELで2試合連続ゴール。しかし長谷部と同様に「後半の内容はひどかったし、受け入れ難い。ここ数試合で一番悪かったんじゃないかなと思います」と敗戦に苦言を呈した。

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