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物議のVAR判定にグアルディオラが苦言「毎週大混乱」シェフィールド指揮官も不満

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ジョゼップ・グアルディオラ監督が苦言

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)について“大混乱”と不満をあらわにした。

 29日に行われたプレミアリーグ第20節でシティはホームでシェフィールド・ユナイテッドと対戦。VARに助けられ、シェフィールドの先制点が無効になったシティは、後半7分にFWセルヒオ・アグエロ、同37分にMFケビン・デ・ブライネがゴールを挙げて2-0で勝利している。

 しかし先制点の場面では、直前のシェフィールドのビルドアップ中に主審の邪魔が入り攻守が交代。これに対してシェフィールドの選手たちは猛抗議をするが、VARのレビューでも問題がないことが確認され、結果的にゴールが認められた。VARの恩恵を受けて勝ち点3を手にしたシティのグアルディオラ監督だが、試合後に『スカイ・スポーツ』で苦言を呈している。

「毎週末、VARは大混乱だ。他の試合でも大混乱。来季にはマシになると願っている」

 一方、シェフィールドのクリス・ワイルダー監督は、FWリス・ムセの先制点が取り消された場面について「VARによりまたしてもゴールが取り消された。このようなことは今週末だけでも8回や9回に上ると思う。何の助けにもならない」と『BBC』で主張。実際に、シェフィールドはプレミアリーグ20チームの中で最多となる5ゴールがVARにより無効にされており、グアルディオラ監督以上に不満を持っているようだ。

 さらに、シェフィールド指揮官はシティの先制点についても言及。「レフェリーはあの場面に対して素直になるべきだ。我々にもミスはあったが、彼だってミスを犯した。レフェリーがボールに触れば、試合を止めなければいけない。だから、あの場面でも分別のある判定を下すべきだった」とゴールを認めたレフェリーやVARへの疑問を口にしている。

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