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守備補強が急務のボローニャ、イタリアでの見解は?「ナガトモが適切な人物かも」

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ガラタサライ退団が噂されるDF長友佑都

 日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャの補強について、イタリアの移籍市場情報サイト『トゥット・メルカート・ウェブ』が19日、特集を組んで分析した。

 セリエA20試合を終えて24ポイントを獲得して12位につけるボローニャ。今冬の移籍市場では、アタランタから21歳のガンビア代表FWムサ・バロウをローンで獲得しているが、特集では「ボローニャ、薄すぎるDFの選手層」との見出しで守備陣の補強の必要性があると指摘されている。

 ボローニャは昨年の移籍市場において、「すべての宝石を2つの塔(ボローニャを象徴する塔)の下に残したまま、重要な補強を行ってきた」が、「何かが足りない、未完成である印象が強く感じられる」として、「特に守備陣」の補強が急務であると指摘した。

 DFステファノ・デンスビルおよびDFミッチェル・ダイクスを負傷で欠く現在、起用可能なメンバーはわずかに6人で、そのうちサイドバックは冨安とDFイブラヒマ・エムバイェの2人。さらにDFガブリエレ・コルボやDFネウエン・パスらほとんど起用されていない選手が含まれることを問題視した。

 ボローニャは今冬、センターバックおよび左SBでプレーできるDFロジェール・イバニェスとの交渉を進めていたが、ローマの参入により獲得に失敗。「急いで手段を講じ、できるだけ早く、CBの選手および両サイドでプレーできるSBの選手を確保しなければならない」との見解を示した。このプロフィールに合う選手としてガラタサライのDF長友佑都を推薦。「ナガトモが適切な人物かもしれない」と結論付けた。

 なお地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』も先日、CBもしくはSBを獲得する必要があると指摘し、「ローコスト」の補強案として長友を提案。「日本人選手は両サイドでプレーできるので、同胞のトミヤスをCBで起用できる機会が増える」との見解を示しつつ、「EU圏外選手であることから取引が複雑になる」としていた。一方、『レスト・デル・カルリーノ』は「CBもしくはSBを獲得すべき」としているが、「現段階では順位に不安がなく、今夏に先送りする可能性も排除できない」との見解を示している。

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