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高騰続きの移籍金…2019年は歴代最高総額8000億円を記録

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 国際サッカー連盟(FIFA)は2019年の移籍に掛かった費用が歴代最高額を記録したことを発表した。イギリス『BBC』が伝えている。

 近年、移籍金の高騰に歯止めのかからないフットボール界。2019年中には、ベンフィカからアトレティコ・マドリーに加入したジョアン・フェリックスの1億2600万ユーロ(当時約147億円)を皮切りに、バルセロナに移籍したアントワーヌ・グリーズマンの1億2000万ユーロ(当時約139億円)、レアル・マドリーに加入したエデン・アザールの1億ユーロ(当時約116億円)と多くの札束が飛び交った。

 会計事務所『Deloitte』の報告によれば、欧州5大リーグの昨夏の移籍金総額は、史上初めて50億ポンド(当時約6400億円)に到達。プレミアリーグこそ減少したものの、その他4リーグは過去最高額を記録していた。

 そして、この度のFIFAの発表によると、男子フットボール界において2019年の移籍金総額は56億ポンド(約8080億円)を記録した模様。これは前年と比較して5.8%ほど増加しており、過去最高額となる。また、全世界で延べ1万8042件の移籍が成立し、こちらも歴代最多になったようだ。

 中でも、イングランドのクラブは全体の4分の1以上に当たる15億ポンド(約2160億円)を補強に費やしたが、これは前年と比較して22.1%の減少。それでも、依然として世界トップの金額を叩き出している。

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