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痛みを抱えていた南野…クロップ監督「彼はハーフタイムに治療が必要だった」

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試合後、ユルゲン・クロップ監督はFW南野拓実の健闘をたたえていた

 待望のプレミアリーグデビューを飾ったリバプールFW南野拓実だが、痛みを押してのプレーだったようだ。試合後、ユルゲン・クロップ監督が明かした言葉をイギリスメディア『ミラー』が伝えている。

 23日に行われたプレミアリーグ第24節のウォルバーハンプトン戦、直近2試合連続でベンチ入りしながらも出番のなかった南野にお呼びがかかった。FWサディオ・マネが筋肉系のトラブルでプレーを続行できず、前半33分に投入。ピッチに入る前にはクロップ監督から熱いスキンシップを受ける姿も見られた。

 南野の投入とともに4-4-2にシステムを変更したリバプール。南野はハーフタイムまで左サイドハーフでプレーし、後半からは右サイドにポジションを移した。投入後にチームは同点ゴールを献上し、後半に放った南野のシュートは相手にブロックされたものの、終盤にFWロベルト・フィルミーノのゴールで勝ち越し。南野にとっては緊張の初陣を白星で終えた。

 試合後、クロップ監督は報道陣に対して「タキ(ザルツブルク時代からの南野の愛称)にとっては本当に難しかった」と明かした。その理由は投入時間に加え、脚部に痛みを抱えていたため。「彼はすぐにふくらはぎに違和感を覚え、ハーフタイムには治療が必要だった。これは彼のプレミアリーグ初戦だったが、並外れたものだった」。南野個人の評価を問われた指揮官はそのように振り返った。

 南野の痛みの程度は明かされていないが、試合終了時までプレーを続けていたところを見るにそう重くはない様子。一方、マネはハムストリングに肉離れを起こしているようで、指揮官も「悪くないことを願うが、明日見てみないと分からない」と語るにとどめた。背番号10の離脱はチームの痛手だが、ここから週2試合の連戦が続く中、南野にとってはチャンスとなるかもしれない。

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