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ミランMFパケタ、指揮官にブレシア戦招集外を直訴…前節に不安発作で精神面が原因か

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ミランMFルーカス・パケタ

 ミランに所属するブラジル人MFルーカス・パケタが、24日のブレシア戦に向けて招集外となるよう指揮官ステファノ・ピオリに願い出たと、イタリアメディア『スカイスポーツ』が23日、報じている。

 22歳のパケタは昨年1月、フラメンゴからミランに移籍。直後から主力として活躍し、これまで公式戦通算32試合に出場、1ゴール3アシストを記録している。しかし昨年12月以降はベンチを温める日々が続いており、特にFWズラタン・イブラヒモヴィッチの加入により、指揮官が2トップを採用するようになった11日のカリアリ戦以降は出場がゼロになっていた。

『レプブリカ』によれば、19日のウディネーゼ戦において、パケタはピッチで活躍するチームメートをベンチで見守る中、気分がすぐれなくなり、サンシーロ・スタジアム内の医務室や試合終了後に向かった先の病院で医師の診察を受診。不安発作と診断されたと伝えられている。

 ブラジル人MFは23日、ブレシア戦に向けた練習をチームメートとともに通常通りこなしていたが、その後、指揮官のピオリに対し、今週末の試合で自身を招集外とするよう訴えた。パケタにフィジカルトラブルなどはなく、メンタル面の問題が要因であるとみられる。

 昨冬、移籍金3500万ユーロ(約42億円)でミランに加わったパケタ。ブラジル出身の逸材は、セリエAでブレイクを見せることができないまま、チームを去ることになるのだろうか。今後の動向は注目されるところだ。

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