リバプールに所属するMFファビーニョが、パリSG所属のFWキリアン・ムバッペについて語った。

　昨季に14年ぶりに欧州王者となり、今季もここまでプレミアリーグで22勝1分の圧倒的な成績で首位を独走するリバプール。盤石のチームはほぼ補強が必要ないともみられており、噂される即戦力級の名前では、スーパースターのムバッペの名前が挙がるような状況となっている。

　ファビーニョは、仮にムバッペがリバプールに加入すれば、「僕たちの攻撃トリオは今現在、非常に素晴らしいから、もしもムバッペが加入することになれば、(クロップ監督は)頭を悩ますことになるだろうね」と、モナコ時代の同僚についてコメント。モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの“トリデンテ”に割って入るのはムバッペをしても簡単ではないとの見解を示しつつも、「でも僕はムバッペのクオリティを知っている。彼は既に世界のベストプレーヤーの一人。どんなチームでも間違いなく向上させる」と、その能力を絶賛した。

　一方で、「彼は今、パリSGの選手だ。僕たちとしてはそれをリスペクトしなければいけないね」と、所属クラブへの配慮を示したファビーニョ。クラブ悲願のプレミアリーグ初優勝が近づいているチームについては、「ここ2,3年、僕たちは確かにベストチームだった。記録やスタッツが僕たちを最高のチームとするわけではないけど、この調子で続ければトロフィーを獲得できるはずだよ」と自信を示す。さらにファビーニョは、「そこから僕たちは、その後のシーズンもうまくやり続けなければならないよ」と継続性が大事であると強調した。

　リバプールはプレミアリーグ第24節終了時、1試合未消化ながらも2位のマンチェスター・シティに16ポイント差をつけている。2003-04シーズンのアーセナル以来初となる無敗優勝もかかる中、このまま失速なく走り続けることができるだろうか。

---

●プレミアリーグ2019-20特集
●フランス・リーグアン2019-20特集
●酒井、昌子の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中