ポルトMF中島翔哉が先発復帰戦で現地メディアから高い評価を受けた。

　12日に行われたタッサ・デ・ポルトガル準決勝第2戦で、アカデミコと対戦したポルト。敵地での第1戦は1-1で引き分けていたが、今回の試合では前半19分にPKで先制すると後半に2点を追加。3-0で快勝し、2試合合計スコア4-1で決勝進出を果たしている。

　序盤戦はセルジオ・コンセイソン監督に叱責されるなど、なかなか信頼を得られなかった中島。年末から年始にかけてようやく信頼をつかんで3試合連続の先発出場を果たしたが、負傷離脱によって戦列を離れていた。

　そしてアカデミコとの第1戦で途中出場して約1か月ぶりにピッチを踏むと、第2戦では先発復帰。トップ下でフル出場し、得意のドリブルやパスで相手を翻弄するだけでなくポスト直撃のシュートを放つなど、確かな輝きを放っている。

　そんな25歳の日本代表アタッカーに対し、『GoalPoint』は試合の「フォーカス・プレイヤー」の1人に選出。「6.9」と高い評価を与え、「最も攻撃的なエリアすべてに顔を出し、美しいゲームを演じた。ショウヤは4本のシュートを放ち、1つが枠に直撃。4本のパスで2つの決定機を作り出し、6回のドリブルの内4回を成功させた」と綴っている。

　ポルトはこの後、リーグ戦だけでなくヨーロッパリーグも始まり、過密日程に突入する。そんな中での日本代表アタッカーの復帰は、大きな力になりそうだ。

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