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インテル撃破に復調の兆しを見るガットゥーゾ監督、「それが私が常に見たいナポリの姿だ」

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ナポリ復調を目指すジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ナポリは12日のコッパ・イタリア準決勝第1戦でインテルに1-0で勝利。セリエA公式サイトは13日にジェンナーロ・ガットゥーゾ監督のコメントを掲載している。

 カルロ・アンチェロッティ監督体制は不振に終わり、ガットゥーゾ監督が昨年12月にナポリの指揮官に就任。一気に好調の波に乗れたわけではないが、少しずつ着実に新たなチームづくりに取り掛かっている。1月26日のセリエA第21節では王者ユベントスに2-1の粘り勝ち。そして今月12日のコッパ・イタリア準決勝第1戦では、敵地でインテルを1-0で破り、決勝進出に大きく近づいた。

 指揮官は試合後、「今日の彼らのパフォーマンスは称賛に値する」と語りつつも「だが、まだハッピーになることはできない」と主張する。「この状態を保ち続けないといけない。今日は強敵を見事に打ち破ったが、いつも同じ姿勢を見たい」と上位インテルに対して臨んだ姿勢を、常に見せることを要求した。

「インテルはテクニカルだが、フィジカルも非常に秀でたチームだ。私たちは(ルカクとラウタロという)2人のストライカーをブロックし、ボールを保持されないように全体で動かなければいけなかった。今夜は上手くいった。それをいつも同じようにやってほしい」

「今日はボールを上手く動かせた。私たちは試合を通して高い強度を維持できないので、ボールを保持する必要がある。私たちは自分の強みでプレーをし、ボールを動かし続けなければいけないんだ」

「問題は、まだ非常に不安定であるということ。(敗れた)レッチェ戦では各々が誰かがやるだろうと思っていたのか、緩慢だった。じっと立っているかのようだった」

「今夜は違った。それが私が常に見たいナポリの姿だ。結果には満足しているけれども、まだハッピーではない。まだまだ道のりは長く、やるべきことは山ほどあるからね」

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