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バルセロナ、メッシらへの批判工作を声明で否定「件の会社とはSNSをモニタリングするために契約した」

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 バルセロナは、スペインのラジオ局『カデナ・セール』によるSNSでの批判工作に関する報道を声明でもって否定した。

『カデナ・セール』がカタルーニャで放送している番組“Que T'hi Jugues”は、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長率いるバルセロナの幹部陣がI3 Ventures社と契約を交わし、『ツイッター』や『フェイスブック』でリオネル・メッシら自クラブの選手を含めた特定の人物を批判させていたと報道。I3 Ventures社が用意したものと推測されるアカウントでは、メッシが契約延長になかなか応じないことや、事業家の顔も持つDFジェラール・ピケのデイビスカップに関する交渉などについて、批判が展開されている。

 この報道はスペイン、ひいては世界中に大きな衝撃を与えることになったが、バルセロナは公式声明でもって事実ではないことを主張。「クラブと関係を持つ人間、組織、企業に関して、ネガティブまたは軽蔑のメッセージを拡散するサービスとの契約は、断固として否定する」と記した。加えて、I3 Ventures社と契約している事実は認めつつも、同社が批判を展開する「アカウントとは一切つながりがない」ことを強調し、「もし何かしらの関係があることが明らかになるならば、即座に契約を解消する」方針としている。

 バルセロナによれば、I3 Ventures社との契約は「SNSにおける自クラブを対象としたポジティブ、ネガティブなメッセージのモニタリング」を目的としたものであるとのこと。そして『カデナ・セール』に対しては「即座に拡散された情報の修正を求める」と、法的措置も辞さない構えを示した。

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