かつてユベントスやイタリア代表として活躍したアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、バルセロナFWリオネル・メッシについて言及した。

　バルセロナ一筋でプレーし歴代得点記録得も塗り替え、数々のタイトルを獲得してきたメッシ。しかし、先日エリック・アビダルSDのコメントに反発すると、クラブとの不和がささやかれるように。またシーズン終了ごとにフリー移籍が可能な契約となっているため、今夏の去就について注目が集まっている。

　そんなメッシは、現役のフットボール選手としてローレウス世界スポーツ賞の年間最優秀賞を受賞した。式典に参加したデル・ピエロ氏は『Omnisport』に対し、その能力と功績を絶賛。そして、バルセロナで現役を終えることになるだろうと予想している。

「(メッシは)天才だ。彼のような選手がノミネートされるのは簡単だね。素晴らしいシーズンを送ったんだから。だからこの賞にノミネートされたんだ」

「彼が移籍を考えているとは思わないよ。クラブと強固な関係を持っている。彼のキャリア全てが、残留することを物語っている。素敵なストーリーになるだろうね」

　デル・ピエロ氏自身は、1993年～2012年までおよそ20年間にわたってユベントスでプレー。セリエA優勝6回や、チャンピオンズリーグ制覇も経験している。惜しまれつつ退団した後は、オーストラリアやインドでプレーした。

　親日家でも知られる45歳は、メッシにバルセロナでキャリアを終えて欲しいと考えているようだ。

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