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“世界最高のチーム”の評判に困惑…クロップ「世界最悪と言われるよりはマシ」

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困惑を口にしたユルゲン・クロップ監督

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、“世界最高のチーム”との評判への困惑を口にしている。

 リバプールは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制し、今季のプレミアリーグでも26試合25勝1分の無敗で、第27節を消化済みの2位マンチェスター・シティに勝ち点差19をつけて首位を独走中だ。

 現時点で世界最高のチームとしての呼び声も高いが、クロップ監督はそういった立場に収まることを良しとしていないようだ。0-1で敗れた欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のアトレティコ・マドリー戦での戦いぶりが望ましいものだったと振り返っている。

「世間で『世界最高のチーム』と言えば、普通は数年前のレアル・マドリーやバルセロナ、過去2年間のマンチェスター・シティを思い浮かべるし、そういうものなんだ」

「アトレティコ戦で私たちのチームをとても気に入ったのは、世界最高のチームであるかのようにプレーしなかった点だ。突破するために夢中で戦った」

「あの試合での私たちの姿勢は格別だった。アウェーゲームだったし、セットプレーから早い時間に失点を喫したし、いくつかのカウンターから攻撃を受けた。彼らのクオリティーは信じられないもので、私たちは95分間にわたり燃え上がって挑戦して、挑戦して、挑戦した」

 また、クロップ監督は「(世界最高と言われるのは)本当に分からない。人々がそう言ってくれることは素晴らしいし、『世界最悪のチームだ』と言われるよりは明らかにマシだね」と冗談めかしつつコメントした。

 アトレティコとの第2戦は3月11日にアンフィールドで行われるが、そこで慢心のない戦いを披露し、2戦合計スコアで上回ることができるのだろうか。

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