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「弱いほうを選んだ」ワトフォードFW、リバプール撃破の“秘策”を明かす

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トロイ・ディーニーはデヤン・ロブレンを標的に

 ワトフォードに所属するFWトロイ・ディーニー(31)が、リバプール撃破の“秘策”を明かした。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 2月29日、プレミアリーグ第28節で首位を走るリバプールをホームに迎えた19位ワトフォード。前半をスコアレスで折り返すと、後半9分にスローインの流れからMFアブドゥライェ・ドゥクレが折り返したボールをFWイスマイラ・サールが押し込み、先制に成功する。さらに15分にはディーニーのスルーパスで抜け出したサールが追加点。27分には相手のミスからディーニーがダメ押しゴールを決め、3-0で完封勝利を収めた。

 リバプールに今季初黒星をつけたワトフォードだが、ディーニー曰く、DFデヤン・ロブレンに狙いを絞っていたという。ここまで多くの試合でDFフィルヒル・ファン・ダイクとDFジョー・ゴメスがセンターバックでコンビを組んできたが、この日は1月26日のFA杯シュルーズベリー戦以来、約1か月ぶりにロブレンが起用された。

 ディーニーは「ファン・ダイクは一流だ。彼はおそらく世界でトップ5のディフェンダーだ。身長も高く、足も速いので、彼を相手に何かするのは難しい。だから、2人のうち弱いほうを選択した」と語り、ファン・ダイクとの勝負を避けたことを明かした。

「ロブレンを侮辱するつもりはない。彼も僕と戦いたいと思っていた。それが僕のやり方だ。そうなれば、彼らが厳しい夜になることも分かっていた。最初のゴールでそれができたので、彼を手玉に取って得点することもできた。彼は(スローインのとき)ボールを見ていなかったね」

 大金星のワトフォードは残留に向けて貴重な勝ち点3を獲得。歴代最強との呼び声高いリバプールを倒した自信を胸に今後の残留争いを戦い抜く。

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