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【URL有り】まだ間に合う! 金eJリーグはいよいよ湘南対C大阪の決勝へ!

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 eJリーグのスペシャルオンライントーナメントが6日に開催。Jリーグ8クラブを代表する8選手がオンライン上で対戦し、勝ち進んだ湘南ベルマーレ、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪、横浜F・マリノスが準決勝で相まみえた。

 準決勝第1試合はスレッジ(湘南)とナスリ(鹿島)。ともにプレーするクラブに所属する両選手だが、試合は前半から明暗が分かれる。湘南は前半23分、波状攻撃のトドメをFW石原直樹が決めて、先制に成功。前半を1-0で折り返すと、後半19分にはロングカウンターからFW指宿洋史が追加点を挙げる。

 さらに湘南は後半26分、左サイドからのクロスを指宿が左足ボレー。鹿島は試合終了直前にMFファン・アラーノが1点を返すが、反撃はそのまま終了となった。スレッジ率いる湘南が3-1で快勝。eワールドカップ出場のナスリ操る鹿島は決勝進出を果たせなかった。

 試合後、ナスリは「悔しいですね。うまくはまらないところが戦術的にあったので難しかったです」と語り、「(優勝と言っていたが)調子に乗っていました」と落胆。鹿島サポーターに「優勝を期待していたと思うんですけど、準決勝で負けてしまって申し訳ありません。次のeJリーグでの応援をまたよろしくお願いします」と伝えた。

 勝利したスレッジは「狙い通りでした。フィジカル面で優れていたので、後半は起点をつくれたかなと」と目を細める。ドイツでの修行を経て「現地のプロなどの強豪とやって揉まれて、メンタル的な部分は鍛えられた」と手応えを語った。

 準決勝第2試合はつぁくと(C大阪)とアグ(横浜FM)の対戦。ともに同じeスポーツチーム「Blue United eFC」に所属する両者は前半を0-0で折り返すと、後半8分にC大阪が先制点を挙げる。PA左に入り込んだFW豊川雄太が巧みなワンタッチフェイントから右足シュートで流し込んだ。さらに同22分には鮮やかな好連係でGKを翻弄すると、再び豊川がフィニッシュ。後半終了間際にはMFルーカス・ミネイロがダメ押しの3点目を決めた。

 試合はつぁくとが操るC大阪が3-0で快勝。敗れたアグは「最初の試合で勝ったときは優勝狙えるわと思ったんですけど、試合始まったら委縮しちゃいました」と悔しさを滲ませる。「完封されました。オナイウ選手は生かせなかった」と語り、「マリノスファンのみなさん、こんな時間まで応援ありがとうございました。ぜひリアルのマリノスも応援していただけたらと思います」とサポーターにメッセージを送った。

 決勝に進んだつぁくとは、セレッソの戦い方と似ているやり方に徹して勝利。「豊川選手が後半いきいきしてプレーしてくれるので助かりました。決勝はセレッソらしく堅守でいきたいと思います」と意気込んだ。

準決勝の試合結果
スレッジ(湘南) 3-1 ナスリ(鹿島)
つぁくと(C大阪) 3-0 アグ(横浜FM)

決勝のカード
スレッジ(湘南) vs つぁくと(C大阪)

Youtube生配信はコチラ
https://youtu.be/O1iNe9wxIfE


(取材・文 石川祐介、竹内達也)

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