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隣国ベルギーに続きオランダも今季終了へ?…アヤックスやAZ、PSVが打ち切りを求める

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 オランダ・エールディビジでも2019-20シーズン打ち切りに向けた意見が出始めている。『ユーロ・スポーツ』が伝えた。

 世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界。3月中旬までに各国でリーグ戦の中断は決まり、再開の見通しは依然として立たず、シーズン打ち切りの可能性すら議論され始めている。

 2日には、ベルギー・ジュピラーリーグが2019-20シーズンを早期に終了する方向で調整が進んでいることがわかった。そして、ここまで1万5000人近くの感染者を出し、死者が1300人に達する隣国オランダもこの動きに続く可能性が浮上するようだ。昨シーズンのリーグ王者で連覇を目指すアヤックスのテクニカルディレクターを務めるマルク・オーフェルマルス氏がシーズン中止を求めていたが、この意見に他の強豪が続いた。

 現在リーグ戦2位で菅原由勢が所属するAZのテクニカルディレクターを務めるロバート・エーンホーン氏は「現在のコロナウイルスによる状況は深刻で、スタンドを閉鎖してシーズン残りの完結を考えることは見当違い。それに、どのようにウイルスのアウトブレイクが続いていくのか不透明な状態だ」と言及。

 さらに、堂安律が所属するPSVのテクニカルディレクター、トーン・ゲルブランズ氏は「シーズンを再スタートする正当な理由を見つけることができない」とこのままシーズンを終了すべきとの考えを示している。

 なお、オランダでは先日にマルク・ルッテ首相が「コンペティションはまだ再開できない。プロフェッショナルフットボールは、無観客であっても6月1日まで現状を続ける」と当面の再開を許可しないことを強調していた。

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