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遠藤航の去就にコロナは影響せず?地元メディア「シュツットガルトに残るのは前から決定」

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シュツットガルトMF遠藤航

 ブンデスリーガ2部シュツットガルトでプレーする日本代表MF遠藤航の今夏以降の去就は、コロナ禍によって左右されることはなさそうだ。地元メディア『echo24.de』が報じている。

 昨夏に買い取りオプション付きの1シーズンでのレンタルでシュツットガルトに加わった遠藤。ドイツでのデビューは昨年11月と出遅れたものの、そこから主にすべての公式戦にフル出場を果たし、レギュラーの座を勝ち取っている。クラブのスベン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)は冬には買い取りオプションを行使する意向を明言していたことからも完全移籍への移行は時間の問題と見られていた。

 だが、そんななかに新型コロナウイルス感染拡大の影響でブンデスリーガ1部2部もシーズン中断となり、数多くのクラブの来季に向けてのチーム作りが保留に。シュツットガルトでも今夏までのレンタル契約で加わっている数選手たちの去就が不透明になっていた。しかし、『echo24.de』曰く、「強力な日本人選手はしばらく前からシュツットガルトに残ることが決定している」と遠藤は依然としてしっかりとクラブの構想に入っていることを指摘した。

 同メディアはまた、ミスリンタートSDが遠藤について「彼は守備における軸の1人だ」と語っていたことも紹介。また、これまでの同選手のパフォーマンスによって「勤勉な守備マンは不可欠な存在となった」とする記事では、シントトロイデンに支払う170万ユーロ(約2億円)とされる違約金に関して、「エンドウは結果的にお買い得になるだろう!」とも記されている。

 現状、シュトゥットガルトも大きな経済的損失を抱えることになるが、『echo24』は同クラブが遠藤の買い取ることについては疑いはないようだ。

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