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ヘディングの名手・岩政氏と相性が良かったキッカーは? “膝を傷めるまでの”元代表MFら3名を挙げる

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日本代表時代の岩政大樹

 元日本代表DFの岩政大樹氏が7日に自身のツイッター(@_PITCHLEVEL)を更新し、「合わせやすかったセットプレーキッカー」を明かした。

 岩政氏は現役時代に鹿島や岡山でプレーし、Jリーグ通算372試合の出場で45得点を記録。日本代表では2010年の南アフリカW杯メンバーに選ばれるなど、国際Aマッチ通算8試合に出場した。

 同じ鹿島OBで元日本代表DFの秋田豊氏(現岩手監督)の系譜を継ぐヘディングの名手として鳴らした岩政氏。合わせやすかったプレースキッカーに「別格の中村俊輔、自信が出てからの野沢拓也、膝を傷めるまでの小笠原満男」と3人の名前を挙げ、「キッカーは中の選手に合わせるのではなく、目的地を合わせて待ち合わせます。待ち合わせ場所にいつも蹴ってくれる安心感が大切。加えて強さが不可欠。合わせるだけで良いからです」と説明した。

 さらに「セットプレーの待ち合わせ場所はあらかじめ決まっていますが、瞬時に相手の隙や立ち位置を見て変える場合があります。それは一瞬を逃せばすぐになくなるものです」と続け、「それを見つけて正確に蹴れたのが小笠原満男。僕も隙を見つけるのが得意だったので相性がとても良かった。初ゴールもその形でした」と元日本代表MFの小笠原氏(現鹿島アカデミー・アドバイザー)とのホットラインを回想している。岩政氏のプロ初得点は2004年6月19日に行われたJ1第1ステージ第14節・磐田戦(○1-0)で、終了間際に小笠原氏のCKから決めた劇的な決勝ヘッドだった。

 その一方で岩政氏は、「セットプレーでマークされて嫌だった相手」として「若い頃そのマークをかいくぐって2点取ってからの中澤佑二、浦和レッズに移籍してからの那須大亮、ダテに40歳までJリーガーやってない冨田大介」と明かし、「こうして挙げてみると、やはり『負けず嫌い』と『責任感』ですね。熱と熱でぶつかり合った良い思い出です」と現役時代を振り返っている。

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