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UAE代表監督が『0試合』で解任…技術委員会からの勧告で

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UAE代表のイバン・ヨバノビッチ監督が解任

 UAEサッカー協会(UAEFA)は6日、技術委員会の勧告に基づき、UAE代表を率いるイバン・ヨバノビッチ監督(57)との契約を終了したことを発表した。昨年12月末の就任からわずか4か月。一度も試合で采配を振るうことなく、チームを去ることになった。

 セルビア人のヨバノビッチ氏は過去にアポエル(キプロス)やアルナスル(UAE)などを指揮。アポエル時代に4度のリーグ優勝や2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でのベスト8進出といった好成績を残し、2016年にはアルナスルをAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でベスト8に導いた。

 そして昨年12月22日、解任されたオランダ人のベルト・ファン・マルバイク前監督(67)の後任として、6か月間の契約でUAEの指揮官に就任。今年3月と6月のW杯アジア2次予選兼アジアカップ予選でチームを率いる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合が延期となっていた。

 UAEFAは公式サイトを通じ、「彼の仕事における優れた貢献と誠意を称え、次のステップでの成功を願っている」と感謝。後任の人選については、これから検討していくとしている。

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