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セリエA、選手らの給料を最大4カ月分削減の方針…選手会から反発「恥ずべき提案」

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 セリエAに所属する20クラブが6日、所属選手らの給料を最大で3分の1ほど削減する方針で合意したことを、レーガ・セリエAが公式サイトで発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により各国リーグが中断。各クラブが厳しい経営を強いられる中、セリエAは6日にビデオ会議を開催し、所属選手や監督らの給料の削減について話し合いが行われた。会議にはセリエAの全20クラブが出席。今シーズンの給料の減額について、全会一致で合意に至っている。

 もしリーグ戦が再開できなかった場合、給料4カ月分に値する年俸の3分の1を削減。一方、リーグが再開し、シーズンの全日程を終了できた場合は、給料2カ月分に値する年俸の6分の1を削減する方針を固めた。なお、すでにクラブと選手の間で独自の条件で合意に達しているユヴェントスは除外される。

 各クラブは今後、セリエA会議での合意内容を所属選手らに提示し、同意を求めて交渉を行う。しかし、すでにイタリアサッカー選手協会(AIC)から反発の声が上がっている。ダミアーノ・トンマージ会長は、協会の公式サイトを通じて「経済的損害のすべてを選手に負担させようとする考えには懸念を抱く」とコメント。ウンベルト・カルカーニョ副会長も、「恥ずべき提案であり、受け入れられない」と不快感を露わにした。

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