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浅野拓磨所属のパルチザン、全選手の給与半減を発表…期間は今後3か月間

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 パルチザンが選手のサラリーを50%削減することを発表した。『ユーロ・スポーツ』などが報じている。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界。3月中旬までにリーグ戦が軒並み中断され、再開の見通しが立たない中、活動停止に追い込まれ、収入源を断ち切られたクラブの多くが財政面で苦境に立たされる。

 スペインの名門バルセロナやレアル・マドリー、イタリアのユベントスなどのビッグクラブでさえも選手やスタッフのサラリー削減を敢行する中、日本代表FW浅野拓磨が所属するセルビアの強豪パルチザンも同様の措置を取ることが決まった。

 クラブは8日に現地メディアに対して「パンデミックによる非常事態が少なくとも5月半ばまで続くことが現実だ。チャンピオンシップが6月までに再開される可能性は低く、ビジネス面は停止した状態だ。そのため、クラブの首脳陣はすべての選手、コーチングスタッフ、役員の給与を今後3カ月間半額にすることを決めた」と声明を発表した。

 現在、セルビアでは感染者2600人、死者65人を記録しており、政府は8日に10日午後5時から13日午前5時まで外出禁止令を発令することを発表するなど、厳格な対策を打ち出している。

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