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遠藤航、絶妙スルーパスで初アシスト! 連続フル出場も昇格遠のく連敗

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韓国人MFイ・ジェソンとマッチアップするMF遠藤航

[5.24 ブンデスリーガ2部第27節 ホルシュタイン・キール3-2シュツットガルト]

 ブンデスリーガ2部は24日、各地で第27節を行い、日本代表MF遠藤航が所属するシュツットガルトは敵地でホルシュタイン・キールと対戦し、2-3で敗れた。遠藤はアンカーの位置で先発し、14試合連続でフル出場。今季初アシストを記録した。

 前節で自動昇格圏の2位から3位に順位を落としたシュツットガルトは、立ち上がりに失点。前半7分、右サイドを駆け上がったFWエマヌエル・イヨハがカットインから右足シュートを突き刺した。

 遠藤は中盤の底で好調ぶりを見せる。的確なポジショニングでこぼれ球を回収すれば、味方のカバーに入って相手の攻撃を阻み、幅広いスペースに顔を出した。前半32分には味方のシュートがブロックされると、こぼれ球に走り込んだ遠藤がダイレクトでシュートを狙う。前線に駆け上がって果敢に攻撃参加し、チャンスに絡んだ。

 前半終了間際にアクシデント。前半45分、シュツットガルトはMFダニエル・ディダヴィが2枚目の警告で退場となり、後半は10人での戦いを強いられることになった。それでも後半12分にPKのチャンスを獲得し、キッカーのFWニコラス・ゴンサレスがGKの逆を突いて左足で沈め、試合を振り出しに戻した。

 10人のシュツットガルトは耐え凌いでいたが、後半34分と後半35分に連続失点。2点差に引き離されたが、終盤に遠藤が気を吐く。後半42分、絶妙なスルーパスを通し、FWサイラス・ワマンギトゥカのゴールを演出。反撃は及ばず、2-3で敗れたシュツットガルト。昇格が遠のく連敗となった。

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