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コロナウイルス感染不安のカンテがチェルシー練習場に帰還…ただし当面は個人練習継続へ

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MFエンゴロ・カンテが練習場に復帰

 チェルシーMFエンゴロ・カンテが、コブハムのトレーニング場に帰ってきた。

 新型コロナウイルスの影響で中断したプレミアリーグでは、再開に向けて各クラブがグループトレーニングを開始。チェルシーも先週からグループトレーニングを行っているが、カンテは自宅での個人トレーニングを望み、フランク・ランパード監督やクラブ首脳陣も許可していた。

 29歳のフランス代表MFは、過去に心臓の問題で倒れた経験があり、2018年ワールドカップ直前には実兄を心臓発作で亡くしている。黒人の男女や持病のある患者は新型コロナウイルス感染による致死率が高いとの報告もあり、ウイルス感染への懸念から合流を辞退したと考えられている。

 そんな中28日、カンテはコブハムのトレーニング施設に姿を現した。しかし、チェルシーのメンバーが制限下での接触トレーニングに励む傍ら、同選手はクリスチャン・プリシッチ、マテオ・コバチッチ、タミー・エイブラハムといった負傷離脱中の選手たちとグループから離れて個人トレーニングを実施している。

 また、イギリス『スカイスポーツ』は先日、カンテが今シーズンのリーグ戦残り9試合やチャンピオンズリーグ、FAカップを欠場する可能性を報じていた。だが『Goal』の取材で、同選手が今シーズン中に再びピッチに立つ可能性はゼロではないこともわかっている。

 なお、プレミアリーグは28日、6月17日からのリーグ戦再開を発表。カラバオカップ決勝の影響で延期されたアストン・ヴィラ対シェフィールド・ユナイテッド、マンチェスター・シティ対アーセナルから行われるため、チェルシーの初戦は19日以降になる。

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