beacon

ラ・リーガの方針にカメラマンが抗議活動「広告になってもニュースにはならない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ラ・リーガ本社前でフォトジャーナリストたちが抗議

 ラ・リーガの方針に反対するフォトジャーナリストたちがスペイン・マドリードのラ・リーガ本社前に集まり、マスク姿で抗議活動を行った。

 再開に向かうラ・リーガは新型コロナウイルス感染予防対策として、フォトジャーナリストの練習や試合の撮影を禁止する方針を発表した。メディアにはリーグとクラブから写真・映像を送るという。これに対して、テレビ局や新聞社のカメラマンが抗議の声を上げている。

『EFE通信エージェント』および『ANIGP-TV』会長のビクトル・レレーナ氏は「私たちが今日集まったのは、基本的に働く権利を要求するためだ。国内リーグの練習風景を取材し、ラ・リーガが再開したら、保健省の対策のもと、サッカー場でも取材したい」と主張。「私たちもここ2か月、仕事がなかったグループの人間で、多くの家族が影響を受けている。私たちは完全にセキュリティが確保された状態で、ピッチ上で仕事ができると考えている」と明かた。

『マルカ』のフォトジャーナリスト、パブロ・ガルシア氏は「パンデミック前は練習場にもサッカー場にも入ることができたが、いまはどちらのエリアにも入ることが拒否されている。練習場とサッカー場の両方で立入禁止なんだ」と語り、次のように訴えた。

「その決断は本質的にラ・リーガへ影響を与えることになる。クラブ側がトレーニングの様子や、今後行われる試合の写真をメディアに送ることになる。それではニュースにならない。広告になるかもしれないし、別の何かになるだろう。しかし結局、サッカーで何が起きたのかを私たちで反映することができない。写真は省略できたり検閲できたりしてしまう」

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

TOP