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ソン・フンミンが軍事訓練を振り返る「2日目まで誰も僕に話しかけてこなかったけど…」

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軍事訓練を振り返ったFWソン・フンミン

 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが『スパーズTV』のインタビューに応じ、母国での軍事訓練を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 2018年のアジア大会で金メダルを獲得し、兵役免除の資格を得たソン・フンミン。ただし、それに代わる基礎軍事訓練を受ける義務があったため、新型コロナウイルスの影響によるプレミアリーグ中断期間を利用し、4月20日に済州島の海兵隊訓練所に入所した。

 そして3週間の基礎軍事訓練を終えた同選手は訓練生157人中1位の成績を残し、修了式で「必勝賞」を受賞。精神戦力評価で100点満点の評価を受けただけでなく、射撃訓練でも10発中10発を命中させるなど、全科目で優秀な成績を収めた。

 先月からイングランドに戻っているソン・フンミンは『スパーズTV』のインタビューで基礎軍事訓練の日々を次のように振り返っている。

「プライベートなものではなく、あちこちの新聞に載っていたね! 僕は軍服(ユニフォーム)を着なければならなかった。それは特別な経験だった。他の人には絶対にできない経験だ」

「自分がしたことの全てを話すことはできないけど、本当に楽しかったよ。みんないい人たちだった。3週間はきつかったけど、あの経験は…僕はもう決してできないだろう。僕は3週間を楽しもうとした」

「初日はお互いのことを知らなかったから、ちょっと不思議な感じだった。でも、すぐに仲良くなったよ。僕たちは毎日一緒に過ごす必要があった。1つの部屋に10人の仲間がいて、とても親密になり、一緒に訓練をしたり、助け合ったり、あの時間は最高だったよ。1日目と2日目は誰も僕に話しかけてこなかったけど、その後は冗談を言い合って、最後にはみんなで一緒に楽しんでいた。いい経験になったし、楽しかったよ」

 2月に骨折した右腕はすでに回復し、現在は今月17日のプレミアリーグ再開に向けてチームメイトとトレーニングに励んでいる。ソン・フンミンは「この3か月間は僕にとってあっという間だった。軍事訓練に行かせてくれたことについて、クラブには感謝している。クラブ、ファン、そして僕を行かせてくれた全ての人々に感謝している。コンディションを整えて戻ってきて、またトレーニングを行えていることにも感謝したい」と述べた。

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