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トルコ首位トラブゾンスポルのFFP違反発覚…UEFA主催大会1年間出場禁止に

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今季はELに出場していたトラブゾンスポル

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、トルコのトラブゾンスポルに1年間の主催大会出場禁止処分を科した。

 今シーズン、トルコ・シュペルリガで首位を走るトラブゾンスポル。新型コロナウイルス感染拡大により中断したリーグ戦は12日より再開され、シーズンはまだ8節残されているが、このまま上位フィニッシュを飾った場合でも、来シーズンのヨーロッパカップ出場への扉は閉ざされる可能性がある。

 UEFAは3日、トラブゾンスポルのファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反による処分を発表。クラブ・ファイナンシャル・コントロール機関(CFCB)の調査によると、トラブゾンスポルが2016年に定められた収支バランスに関する条件を満たしていなかったことが発覚し、2019年度収支報告で一定の条件に達していれば処分を免れる可能性もあったが、それすらも満たせていなかったようだ。

 そして「CFCBはクラブに対して2020-21シーズン、2021-22シーズンのうち1年間、UEFAクラブコンペティションからの除外を命じる」と処分を発表した。

 UEFAからの処分を受け、トラブゾンスポルは「UEFAは本日、我々が和解案に従わなかったと結論付けた。我々はこの決定を受け入れないことを強調したい。10日以内にこの決定に対する措置を発表する」と法的措置に出ることを明らかにした。

 トラブゾンスポルと同様に、FFP違反で大きな話題を集めたのがマンチェスター・シティ。2月に2年間のUEFA主催大会からの締め出しが決まった同クラブは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して不服申し立てを行っており、そのヒアリングが今月上旬に開催される。
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