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アタランタ指揮官「本当に不快」、バレンシアとのCL対戦時に感染していた疑惑に弁明

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新型コロナウイルスの抗体が見つかっているジャンパオロ・ガスペリーニ監督

 アタランタのジャンパオロ・ガスペリーニ監督は4日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でバレンシアと対戦したときに新型コロナウイルスに感染していた可能性を巡り、弁明している。『スカイスポーツ・イタリア』のインタビューに答えた。

 ガスペリーニ監督は先月末の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに対して、3月10日に敵地で行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦第2試合・バレンシア戦のときにすでに具合が悪かったことを告白。指揮官は5月下旬の検査で新型コロナウイルスの抗体が見つかっていた。

 ガスペリーニ監督の告白にバレンシアは5月31日に怒りの声明を発表し、スペイン国民を危険にさらしたと語気を強めていた。

 感染を把握した上で敵地に赴いていたという疑惑をかけられたガスペリーニ監督は4日、改めてメディアの取材に応答した。「この論争が渦巻いていくのを見ているのは本当に不快です」と騒動が大きくなったことを快く思っていない様子で、練習再開まではガイドラインを遵守していたことを強調した。

「思い返せば、3月10日のときは体調は悪かったが、発熱や呼吸器の問題ははなかった。ベルガモからバレンシアに向かったときはとても元気だった。先方が混乱しているのはとても不快だ」

 指揮官はその後ベルガモに戻り、体調不良の中で2日間をベッドで過ごしたら元気になったという。当時は新型コロナウイルスの検査を行う条件である発熱がなかったため、指揮官はそのとき検査を受けられず、5月の抗体検査によって感染していたことが認められていた。

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