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2月に日本国籍取得の李「やってやったぞ!!」

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[11.21 五輪最終予選 U-22日本 0-0 U-22サウジアラビア 国立]

 日本を代表して戦うことへの使命感を最も強く持っていた男が試合後に吼えた。北京五輪出場権獲得にFW李忠成(21=柏)は「やってやったぞ、という気持ちです」と興奮気味に話した。
 李は在日韓国人4世だが、生まれ育った日本の代表となる道を選択し、今年2月に日本国籍を取得。日本の勝利に貢献することだけを考えていた。そのFWは絶対に負けられなかったベトナム戦(17日)で2ゴール。日本を窮地から救うと、この日も2トップの一角として先発し、前線からの激しいチェイシングなど攻守でチームを引っ張った。そして自身にとって悲願だった目標を達成。「日本国籍を取れて、日本代表に入って、ある意味使命であり、最低で最高の目的である北京五輪を決められた。(決定の瞬間は)ヨッシャーとしかいってなかったと思う」と感動を口にしていた。

(文 吉田太郎)

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