ナポリは13日にコッパ・イタリア準決勝を勝ち抜き、17日にユベントスとの決勝を迎える。監督として初タイトルが近づくジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が意気込みを語っている。13日、『RAI Sport』の内容を『フットボールイタリア』が伝えた。

　第1戦を1-0で勝利したナポリは第2戦で1-1のドローも、2戦合計2-1で勝利。2013-14シーズン以来の優勝に王手をかけた。ガットゥーゾ監督は「勝者のメンタリティを持つユベントスと相まみえることができる。トロフィーを持ち帰るには、優れたパフォーマンスが必要になるだろう」と気を引き締めている。

　2日に妹・フランチェスカさんが逝去したガットゥーゾ監督は「サッカー界に感謝したい。この勝利を家族、両親、そして妹に捧げます。私たちは、彼女をとても愛していました。大切な人を失ってしまった」とコメント。そのショックを抑えつつ、大一番で決勝進出を掴んだ。

「すべての選手たちと誠実で親密な関係を築いていきたい。5人交代できるということは、現状でとても役立つものになる」

「私たちは質の高いチームだ。積極的で攻撃的なプレッシングに挑み続け、しかしまだ動き続ける。プレッシャー下でどう対処すればいいのかを、私たちは知っている」

「クオリティのレベルはかなり高い。もし私が冷静に攻守をマネージメントできれば、きっと偉業を成し遂げられるはずだ」

　今季で契約満了となるガットゥーゾ監督だが、自身は「お金には興味はない」とコメント。ナポリ側は契約延長を検討している。

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