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WHO事務局長補がナポリサポーターを批判

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優勝に歓喜するナポリサポーター

 ナポリの数千人のサポーターがコッパ・イタリア優勝に歓喜し、新型コロナウイルス感染予防対策のルールを破ったことが問題視されている。『スカイスポーツ』は複数の写真を掲載してその様子を伝えた。

 ナポリは17日に行われたコッパ・イタリア決勝でユベントスと対戦。0-0から突入したPK戦を4-2で制し、6年ぶり6回目の優勝を決めた。イタリアは世界的にも新型コロナウイルスによる被害が甚大だったが、数千人のサポーターが街や広場に集まり、タイトルに狂喜乱舞。ソーシャルディスタンスのルールを破ってパレードを行った。

 世界保健機関(WHO)のラニエリ・ゲラ事務局長補は18日、イタリアのラジオで、ナポリサポーターの行動を批判。2月19日にミラノで開催されたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のアタランタ対バレンシア戦が新型コロナウイルスの感染拡大を促進したことを挙げ、「アタランタの勝利後に何が起きたか覚えていますか?再び感染が爆発することは望ましくない。(サポーターが歓喜する)この映像を見るのは本当に痛い」と語っている。

 一方、ナポリ市長のルイジ・デ・マジストリス氏は「こうなることは予測できた。これを防ぎたかったのなららば、政府は再開を許可するべきではなかった」と述べている。

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